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世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2005
WORLD COMPUTER GO CHAMPIONSHIP 2005
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大会規約
通信対戦について
大会では、通信対戦の方式として、TCP/IPネットワークを用いた方式を採用します。現在、インターネットで広く使用されている「NNGSプロトコル」を使用します。通信対戦に関する情報は以下のページに掲載していきます。

通信対戦について<2005.09.13 更新>

通信対戦機能を備えていないプログラムの参加について
通信対戦機能を備えていないプログラムの参加申し込みも受けつけます。その場合、別途通信対戦機能を持っているプログラムを使用して、手入力でサーバへ指し手を送信するという形で対局を行なってください。ただし、手入力操作に要した時間も消費時間としてカウントされます。また、入力間違いがあった場合には、自動的に負けとなります。


岐阜チャレンジ2005 大会規約

1.重要な日程

参加申し込み締切 2005年10月5日(水)
大会 2005年10月29日(土)、30日(日)
表彰式 2005年10月30日(日)

2.登録

(1) 参加資格
a) 参加者の国籍、性別、年齢は問いません。
b) 個人、チーム、団体のいずれも参加できます。ただし、同一あるいはほとんど同一のプログラムは、参加者名の如何に関わらず、本大会に1つしか参加できません。(プログラムの同一性は、思考部分のアルゴリズムにおける独自性の有無で、大会実行委員長が判断します)
あるチームが、2つ以上の異なったプログラムを共に参加させたい場合には、その旨を記し、それらの相違点を記して、実行委員会に参加の許諾を求めることができます。実行委員会は、その説明を判断し、複数参加の許諾を与えることがあります。許諾にあたっては、各プログラムを提出していただいた上で判断することもあります。
c) 代表者は、プログラム開発者、または開発者から許可を得た者に限ります。
d) 参加プログラムは、他者のプログラムからの無断コピー等の不正行為によらない、参加者独自のものに限ります。(コピーが許可されているプログラムを部分的に利用することはできます)
e) 参加プログラムは、ネットワークによる通信対局機能を備えていなければなりません。
(2) 参加申し込み
付録A「参加申込書」に記入して頂いたものを、下記申込先への電子メールで受け付けます。
日本語と英語2種類の参加者用メーリングリスト(以下「参加者ML」)が用意されます。参加申し込み時に、どちらか一方もしくは両方に登録して頂きます。
(参加者MLは原則として大会終了後1年間保持されます。この期間中にアドレスを変更した時には、大会事務局に速やかにご連絡下さい)
(3) 申込先(大会事務局)
電子メール: gifu2005@computer-go.jp
(4) 申込の取消
参加を取り消す場合は速やかに、電子メールで連絡して下さい。(取消の連絡を受信した場合は、事務局から2日以内に取消確認のメールを返信し、参加者MLから削除します)
(5) 問い合わせ
大会に関するお問い合わせは、下記のメールアドレスまでお願い致します。
電子メール: gifu2005@computer-go.jp

3.機材と通信対局

(1) 機材
必要な機材は原則として参加者が用意するものとします。(計算機本体に加え、通信対戦に使用するケーブルなど、必要な機材は必ず持参して下さい。必要ならば変換コネクタなども持参してください)
使用する計算機に対する制限は設けません。ただし、リモートアクセスをして対戦することは認めません。また、消費電力等で物理的に設置が不可能な、極端に大規模な計算機については、大会事務局の判断でお断りすることがあります。
(2) 通信対局
対局は原則として、TCP/IPによるネットワークを利用し、対局サーバを介した通信対局方式によります。参加するプログラムは通信対局機能を実装しておく必要があります。この大会で使用される通信規約の詳細は、別途公開する資料を参照してください。参加者は事前に大会実行委員会が指定するサーバを用いて通信のチェックをしておかなければなりません。
通信トラブル等で大会実行委員会がやむを得ないと認めた場合に限り、手入力で対局を行うことができます。この場合、手入力にかかる時間も消費時間に加えます。
(実装に関して確認したものは順次公開したいので、参加者のご協力をお願いします。また、通信に関して何らかの問い合わせがある場合は、「gifu2005@computer-go.jp」にメールをお送りください)

4.対局時の操作

(1) 参加プログラムは、原則として参加申込者が操作しなければなりません。参加申込者が操作できない場合は、操作の代理人を大会受付時までに申告するものとします。(参加申込み者の側で操作代理人を用意することが難しい場合は、申込み時にその旨を申告して下さい。代理操作者および機材について、可能な限り対応いたします。その場合の取り扱いについての詳細は「代理操作申し込みの場合の機器と操作者の取り扱い」をご覧ください)
(2) 一局の間での人によるプログラムの修正は許されません。不必要なキータッチ等の操作は、計算機に情報を与えたものとみなされます。審判の許可なくキータッチ等の操作を行うことは許されません。
(3) 大会実行委員会の許可を得て手入力で対局する場合には、参加者は大会実行委員会が用意する通信機能付きの入力プログラムに自分のプログラムの着手を入力します。対局中、勝敗の決定前に着手の入力間違いが発見された場合には、自動的に負けになります。

5. 対局

対局は以下の方式で行います。組合せ方法や順位決定方法の詳細は、別途お知らせします。

(1) 手合割
互先、先番6目半コミ出し。
(2) 先後
対局ごとに操作者のにぎりで決定します。
(3) 持ち時間
各40分とします。消費時間は対局サーバで計測します。
(4) 遅刻
交通機関の遅延などやむを得ない場合を除き、1局目の組合せに遅刻した場合は、大会参加資格を失います。大会実行委員会がやむを得ない事情と判断した場合には、1局目を不戦敗とし、2局目からの参加を認めます。2局目開始時刻にも遅刻した場合は、いかなる理由でも大会参加資格を失います。
1局目の組合せは受付時間終了直後に行います。受付時間は大会2週間前までに大会Webページに掲載します。

6.終局と勝敗の決定

(1) 対局の停止
次のいずれかの時点で対局を停止します。
a) プログラムの一方が着手を放棄し、次いで相手方も着手を放棄した時点
b) プログラムの一方が投了の意思表示をした時点
c) 操作者の一方が投了の意思表示をした時点
d) 一方の持ち時間が無くなった時点
e) 400手目の着手完了または着手放棄時点(着手放棄も1手に数えます。プログラムあるいはプログラム操作者が対局を停止させます)
f) 反則があった時点。
(2) 終局
6(1)a)の場合には、対局の停止後、以下を行うことにより対局を終了し、これを終局とします。プログラムあるいはプログラム操作者が対局の再開を要請することはできません。双方のプログラムは、死石を明確にモニター上に表示します。双方のプログラムが地の計算を行います。双方のプログラムの死活情報および地の計算が目数まで一致した場合、それを結果とします。一致しなければ、双方のプログラム操作者が立ち会いの上、審判が不一致部分の判定を行ない、勝敗を判定します。
(3) 投了の場合の処理
一方のプログラムまたは操作者が投了の意思表示をした場合には、投了した方の負け、相手方の中押勝とします。
(4) 時間切れの場合の処理
持ち時間を使い切った場合には、使い切った方の時間切れ負けとします。
(5) 400手の場合の処理
審判が石の死活および地を確認することにより対局を終了し勝敗を判定します。
(6) 反則の場合の処理
反則した方を負けとします。相手方のプログラムまたは操作者が反則を見逃し、対局が続行した場合でも、双方の勝敗合意前かつ審判の勝敗判定前ならば、操作者あるいは審判が反則に気付けば、反則した方を負けとします。双方の勝敗合意後あるいは審判の勝敗判定後は、勝敗は覆りません。

7.対局ルール

ここに定めのない対局ルールについては、日本囲碁規約によります。ルールの解釈については、審判の解釈に従って頂きます。

8.異常事態の処置

(1) 同一局面再現
対局中に同一局面が再現した場合には、審判が、対局を中断し、無勝負の裁定あるいは勝敗の判定をします。無勝負は双方0.5勝とします。なお、同一局面とは、盤上の石の配置、手番、両対局者間のアゲハマの差のすべてが同一である局面を指します。
(2) プログラムの異常終了
11手目の思考開始後、プログラムが異常終了した場合は、通信・OS等の原因の如何にかかわらず異常終了した側の負けとします。11手未満の異常終了の場合には、再対局としますが、再対局において同じプログラムが再度11手未満で異常終了した場合には、異常終了した側の負けとします。
(3) 電源事故
双方もしくは片方の計算機に電源事故などが発生し対局が中断した場合には、審判の判定によって、途中からの対局再開、再対局、中断局面での審判による勝敗の判定のいずれかを行います。
(4) 引き分け
終局に至らない局面で対局が停止し、審判が判定する時には、引き分けとすることがあります。引き分けは双方0.5勝とします。
(5) 不正な行為
不正な行為が発覚した場合には、不正な行為が行われた時点でその対局は不正を行った方の負けとなり、その後の対局は失格となります。また懲罰の対象となることがあります。
(6) その他
ここに記載されていない原因による異常事態が対局中に生じた場合には、審判が裁定を行います。審判で判断がつかない場合には、大会実行委員長が裁定を下します。その他、対局結果の取り扱いなどで本規定に定めのない事態が生じた場合にも、審判又は大会実行委員長の裁定に従って頂きます。いかなる場合についても大会実行委員長の裁定を最終決定とします。

9.表彰

上位参加者を表彰し、賞金および賞状、記念品を授与します。

10.提出物

以下の2点を提出することを大会参加者の義務とします。提出がない場合には、失格となることがあります。
(1) 勝敗記録用紙
対局終了毎に勝敗結果を大会事務局に提出して頂きます。対局開始時に、大会事務局より勝敗の記録用紙をお渡しします。対局終了後、その用紙に勝敗結果および両対局者の署名を記入し、勝者が提出します。審判が判定あるいは裁定した場合には、審判の署名も必要です。
(2) 誓約書
参加申込者には、参加プログラムが参加者独自のものであり、また参加者が本大会規約ならびに大会参加に関わる大会実行委員長による決定に全て従う旨の誓約書(付録B)を、大会受付時に提出していただきます。

11.その他

(1) 不正の扱い
参加プログラムが不正なプログラムであることが明らかになった場合には、大会参加資格を取り消したり、該当プログラムの成績を大会記録から抹消の上、賞金の返還等を求めたりすることがあります。
(2) 大会運営の円滑化をはかるために、試合の前日まで、ルールなどの事項の小規模な変更を行うことがあります。この場合は全参加者に同時にかつ速やかに知らされるようにします。
(3) 本大会規約に含まれない事態が対局以外で発生した場合は、大会実行委員長が決定し、この決定を最終決定とします。
(4) 当日の日程
詳細発表は大会Webページで行います。
(5) 著作権
大会中に対局を記録した著作物の著作権は主催者に帰属しますが、非営利の目的には自由に使用できます。
(6) 関係するWebページ・電子メールアドレス等
最新の情報やこの本規約の補足情報などは、大会Webページに掲示します。問い合わせは大会実行委員会までお願いします。
・大会Webページ:
http://www.computer-go.jp/gifu2005/
・大会実行委員会(参加申し込みおよび各種問い合わせ):
電子メール: gifu2005@computer-go.jp


付録 A

世界コンピュータ囲碁大会(岐阜チャレンジ2005) 申込書

・ プログラム名:

・代表者氏名:
・フリガナ:
・年齢:
・国籍:
・職業:
・住所:
・電話番号:
・FAX番号:
・電子メール:

・申込者氏名(代表者と同じ場合には記入不要):
・フリガナ:
・年齢:
・国籍:
・職業:
・住所:
・電話番号:
・FAX番号:
・電子メール:

・ 操作者氏名(申込者と同じ場合には記入不要):
・フリガナ:
・年齢:
・国籍:
・職業:
・住所:
・電話番号:
・FAX番号:
・電子メール:

・チーム名(あれば):

・ プログラム開発者氏名
(参加プログラムに独自な部分の開発者全員を記入して下さい。代表者等が開発者である場合にも、その氏名の記入が必要です):

・使用する計算機(CPU/クロック):

・参加者ML: 英語 日本語 両方
(必ずどれか一つを選んでください)


付録 B

誓約書

2005年  月  日

世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2005に参加する本プログラムは、私(達)が独自に開発した思考部アルゴリズムを持つものであることに相違ありません。

私は、本大会規約ならびに大会参加に関わる大会実行委員長による決定に全て従います。

参加プログラム名 「                     」

代表者名     「                     」

印または署名   「                     」


申し込みいただいた方の個人情報の取り扱いについて
 
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