1:囲碁プログラムについて
1-1
参加者は,対戦に用いる囲碁プログラムを用意します。
このプログラムは、他者のプログラムからの無断コピー等の不正行為によらない、
参加者独自のものに限ります。(コピーが許可されているプログラムを部分的に利用することはできます)
1-2
同一あるいはほとんど同一のプログラムは本大会に1つしか参加できません。
(プログラムの同一性は、思考部分のアルゴリズムにおける独自性に基づき、大会委員長が判断します)
1-3
あるチームが、2つ以上の異なったプログラムを共に参加させたい場合には、
その旨を記し、それらの相違点を記して、大会事務局に参加の許諾を求めること
ができます。大会事務局は、その説明を判断し、複数参加の許諾を与えることが
あります。許諾の判断にあたっては、各プログラムを提出していただいくことが
あります。
2:通信対戦機能について
2-1
参加する囲碁プログラムは、ネットワークによる通信対局機能を備えていることが強く望まれます。
通信対局機能として備えるべき機能に着いては「通信対局規約」を参照してください。
2-2
通信対局機能を持たないプログラムは,
大会事務局が用意する通信機能付きの入力プログラムを通して参加者が自ら入力することも可能です。
その場合,次のルールを適用します。
- 参加者は,自らのプログラムが示した通りの手を打たねばならない。
対局中に,自らのプログラムが示した以外の手を打ったことが判明した場合には即負けとする。
- 手入力にかかる時間も合わせて持ち時間から引く。
- 手入力のミスに関しては,その復元にかかる時間も持ち時間から引く。
【10/31 更新】通信機能付きの入力プログラムについては、こちらをご覧ください。
3:機材について
3-1
必要な機材は原則として参加者が用意し,会場へ持ち込むものとします。
(計算機本体に加え、通信対戦に使用するケーブルなど、必要な機材は必ず持参して下さい。
必要ならば変換コネクタなども持参してください)
3-2
何らかの理由により,機材を用意できない参加者に対し,限定数の機材
(Windows XP または Windows Vista が動くマシン)を大会事務局で用意します。
これを希望する参加者は,必ず事前に申し出てください。
大会事務局の用意した機材を使用する場合,マシンのスペックに差がある場合があります。
(この差がそれほど大きくならないように,大会事務局は努力しますが,全く同一のものを揃えるのは困難であることをご理解下さい。)
どの人にどのマシンを提供するかは,大会事務局が乱数などを用いて決定します。また,台数を超える希望があった場合,
マシンを貸し出せない場合も考えられます。
マシンをどの参加者に貸し出すかは,大会側が
貸し出し理由を吟味した上で決定します。
3-3
使用する計算機に対する制限は設けません。ただし,消費電力等の関係で物理的に設置が不可能な、
極端に大規模な計算機については、大会事務局の判断でお断りすることがあります。
3-4
リモートアクセスをして対戦することは許可しません。
4:操作について
4-1
原則として個人の参加の場合には参加者が,チームで参加の 場合にはチームから一人の操作者を決め,
その人がコンピュータの操作を行なうものとします。
4-2
対局中にコンピュータ・プログラムを修正したり,余分な情報を与えたりしてはいけません。
また,プログラムは対局中に,大会事務局が用意したサーバ以外のリモートのマシンと通信することは許可しません。
4-3
やむを得ない理由により操作者を出せない場合に対し,大会事務局は数名の操作者を用意します。
この操作者は,理工系大学の3年生程度以上のコンピュータに関する知識を持ち,かつ,
囲碁に関する知識も若干は持ち合わせる人とします。
この操作者を使いたい場合,かならず事前に連絡をしてください。
ただし,大会事務局の用意する操作者の操作ミスが 原因で参加者のプログラムが敗れたとしても,
操作者も、大会事務局も、責任を追わないものとします。
また,操作者数を超える希望があった場合,
操作者の利用をお断りする場合もあります。
どの参加者に対して操作者を割り当てるかは,
大会側が理由を吟味した上で決定します。